- 出演者
- 田中裕二(爆笑問題) 太田光(爆笑問題) 小日向アツシ 山中秀樹 デーブ・スペクター 細野敦 杉村太蔵 良原安美 若林有子 浦野芽良 河野太郎 磯山さやか カズレーザー 村川緋杏(CANDY TUNE)
今週は全て独自取材SP。日本が振り回されるトランプ関税について国際弁護士・湯浅卓が超最新情報をお届け。更に河野太郎議員が生出演。”石破おろし”論争で党内が揺れる中、おととい行われた両院議員総会。党内からは「石破総理が暴走している」と強い言葉で批判する議員も。
オープニング映像。
金曜日、自民・両院議員総会が行われた。冒頭で石破総理は改めて続投に意欲を見せていたが、参院選で大敗した石破総理に対し、自民党内から相次ぐ「退陣」を求める声。そこで反石破派議員が打った一手が両院議員総会。両院議員総会は党大会に次ぐ重要な意思決定機関だが、党則では石破総理を辞めさせることが事実上できないことになっている。今回の総会は執行部が日程を決定。議員が帰省するお盆直前の開催で反石破派出席者を減らす狙いがあったのでは?と疑う声が上がっていた。今回の両院議員総会についてTBS政治部・長田記者は「石破おろしをする中心の議員が「今日の総会には絶対に来るべきだ」と昨夜から色んな議員に電話をかけて出席を促したようだ」と解説。反石破派議員が総会に集まった要因が石破総理の暴走。長田記者によると、石破総理の発言が新たな火種になっているという。今週行われた予算委員会で石破総理が企業・団体献金の規制強化を求める立憲民主党に前向きに協議に応じる姿勢を示した。企業・団体献金の見直しを巡っては自民党内で慎重に議論が進められていたが、「立憲民主党と協議を進める」と党内に説明なく独断で方針転換。さらに「コメ政策」を減反から増産に方針転換したが、これも党内に説明がなく批判の声が上がった。総会では出席議員から総裁選の前倒しを求める声が相次ぎ、臨時の総裁選を開催するか選挙管理委員会に検討するよう求めることが決まった。総会での決定に石破総理は「党則に則ってきちんと運営をするということに尽きる」と話した。今回の両院議員総会に出席した河野太郎前デジタル大臣に話を聞く。
石破総理の進退について自民党の河野議員は「総理大臣の出処進退は自身がお決めなることだが、自民党としては総選挙と参議院選挙の両方で敗北したことを踏まえて執行部としてのケジメは必要で、現在幹事長が責任を考える言っているので静観していきたい」など話した。また直近の選挙を振り返り「財政再建の重要性を訴えながら給付金を出すと突然いったり、自民党してのスタンスがブレてどういうことをしたい政党なのかが伝わらなかったことも敗因だと考える」など話した。JNNの世論調査では自民党の参院選の敗因について最も多かったのが「自民党に期待できないから」の46%で、次いで「石破政権に期待できないから」が20%だった。このほか河野議員は裏金問題について「裏金作りを指示した人と指示された人の2種類がいて、裏金作りを指示した人はその分の金額を全員返金するべきで、特に指示を出した人を明確にしていかないとこの問題に決着ができない」など話した。
立憲民主党は先の参院選で議席を伸ばせず党内からは執行部に対する不満の声も上がっている。こうした中で野田代表は今週、国会で石破総理に対し「私と総理で膝を突き合わせて協議をして合意をしていく気はありませんか」などと問いただした。これが大連立への布石ではないかという指摘に野田代表は「国民がNOと意思表示をしたところと組むことは基本的にない。ただ公約実現のためなら協議をする」などと話した。協議の内容の1つに企業・団体献金があるが、これについて自民党内からは「石破総理が党内で十分議論しないまま勝手に立憲の提案に乗った。暴走ではないか」などの声が出ている。これについて野田代表は「局面打開のためにトップ同士が会談することになぜ反対するのか意味がわからない」などと話した。ただSNSでは「おそらく石破自民と野田立憲は裏で手を組んでいる」などの声が出ている。野田代表は「水面下で動いていることはない」と否定した。
石破総理と立憲民主党・野田代表はこれまでの対立から一転して歩み寄りの姿勢を見せており、立憲民主党内からは「なぜ不信任案を出さないのか」と不満の声も出ている。これについて野田代表は「衆参ともに少数与党なので我々が主張すれば与党は飲まざるを得ない。そういう意味ではチャンスだと思っている」などと話した。
石破総理と立憲・野田代表の急接近について。室井さんは「自民と立憲の大連立は難しいと思う。選挙区調整が難しい」などと話した。また「今は衆参で少数与党なので次の総裁になる人はどこと連立を組むかが重要になってくる。小泉進次郎さんは玉木さんや維新の藤田さんと関係は良好。一方で高市さんや小林さんは保守系なので野党との連立は難しい」などと話した。河野さんは「個別の政策で自民と立憲が合意することはあり得ると思う」などと話した。また河野さんは「衆参とも少数与党なので野党が一致して消費減税の法案を出せば通ると思う」などと話した。太田さんは「石破さんと野田さんは同い年で考え方も近い。国会でも歩み寄りを見せていた。ただ石破さんの発言が変わることがあるので予測がつかない」などと話した。
国会の予算委員会でも議題に上がり論戦が繰り広げられた”トランプ関税”。約4か月の交渉の末、今週木曜日に関税発動されたのだが、日本に課されたのは15%の上乗せ。しかし赤沢大臣はアメリカ側から今回の関税措置に関する大統領令を適時修正する方針が示された他、払いすぎた関税は遡って返還すると説明を受けたという。きのうにはホワイトハウスも赤沢大臣の説明内容について認めた。涌井ワシントン支局長は「アメリカ側で関税交渉に関わっているもう1人の閣僚、USTR(米通商代表部)のグリア代表はそこにいなかった。USTRが関税の具体的な文書を作る作業を担ったというふうに見られている。その場にいなかったのでうまく伝わらなかったという可能性も」と指摘。一方で27.5%から15%引き下げで合意した自動車関税についても大統領令修正のタイミングで引き下げられる意向が示されたのだが、適用時期は未定。また、トヨタ決算によると、来年3月までの通期1年間の営業利益が1兆4000億円押し下げられるとするなど既に損失が出ている。そんな中、今週のトランプ大統領の発言で注目されたのが、関税引き下げの見返りとしてアメリカ側が主張している日本による約80兆円の対米投資。
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関税引き下げの見返りとしてアメリカ側が主張している日本による約80兆円の対米投資。今週火曜日、トランプ大統領は「契約金のようなもの」「アメリカ側が好きなように投資できる」などと主張。アメリカ政治に詳しい明海大学・小谷教授は「この約80兆円=5500億ドルというのは実際には融資。日本の金融機関が貸し付けるというのが基本的な枠組み。アメリカが何でもかんでも日本のお金を自由に使えるわけではない。でも『融資だ』と言ってしまうとトランプ大統領は納得しない。これが『日本側からの投資である』と説明することで、トランプ大統領が支持者に対して『こんな大きな額を日本から勝ち取った』とアピールできるようにしている」と解説。しかし、赤沢大臣はトランプ氏の発言に「日本にもメリットがあるときに米国に投資をするという約束であり、日本のメリットにならないことを我々は協力できない」と話した。こうした日本側の発言が相互関税を修正するための大統領令にも影響を与える恐れがあるという。
トランプ関税の日米間の認識の食い違いを巡っては昨日ホワイトハウスが相互関税の負担を軽減する特例措置を日本に適用すると発表した。国際弁護士の湯浅卓氏は「EUと同じように一律15%引き上げの関税措置になるかは未知数で、自動車関税についても15%に落ち着くのかはわからないので日本としてもプレッシャーを緩めてはいけない」など話した。
国際弁護士の湯浅氏はトランプ大統領が「日本からの投資は我々の資金」と述べたことについて「アメリカでは行政権が大統領にあるので、トランプ大統領は本気でそのように思っている中で日本側が訂正すれば関税が25%に戻る可能性は十分にある」など話した。
ベスコングルメなどの番組宣伝を行った。
このタイミングで日枝さんがインタビューを受けたかについて、細野さんは「フジテレビの検証番組が終わったのでこのタイミングで意思表明したことになった。自己弁護の内容に終始していて、メディアグループのトップに君臨していた人として堂々としていない内容になってるので、中々一般の共感を得るのは難しい」等と述べた。
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- 日枝久
BABYMETALに直接取材。去年のワールドツアーでは100万人以上を動員した。
なぜ君は戦争に?の番組宣伝。
BABYMETALに直接取材。4thアルバム「METAL FORTH」や「K×A×W×a×I×I」という曲の振り付けなどについても聞いた。
ジロジロKAWAII夏祭りの配信チケットが販売中。グッズも販売中。
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