TVでた蔵トップ>> キーワード

「台湾師範大学」 のテレビ露出情報

台湾・頼総統の中国に対する姿勢が注目される中、台湾の人たちがどう考えているのか取材した。向かったのは、台湾の離島・金門島。台湾本島から200キロ以上離れた小さな島。海を挟んで、僅か数キロ先に見えるのは中国。島のあちこちに、かつての中国軍との戦闘の跡が残されている。今もここは緊張の最前線。台湾の新政権発足に向けての圧力強化だろうか。金門島の周辺水域では、今月に入り、中国当局の船の進入頻度が増している。台湾当局の船は、中国船が現れるのを警戒。きょうの就任式を前に、台湾当局は警備を強化。地元の漁協では、漁業者にSNSで中国船の情報を提供し、注意を呼びかけている。台湾・金門島周辺の映像。金門島住民のコメント。
台湾本島では中国に対して危機意識を強める動きも。中国からの侵攻を想定した訓練には、大学生など約200人が参加していた。民間団体が毎週開いていて、訓練に参加する人はここ数年で20%〜30%ほど増えている。訓練のねらいについて、実施団体は「武器を持ったうえで相手と話し合いたい」と語った。台湾当局も、対応を強化。中国の軍事的な圧力が強まったことを受けて、ことし1月から、台湾は18歳以上の男子に兵役を義務づける期間を、これまでの4か月間から1年間に延長した。こうした状況に、若者たちはどんな思いを抱いているのか。教師を目指す若者たちが通う台湾師範大学で、兵役の延長について学生たちに話を聞いた。集まってもらったのは、大学生の男女5人。兵役期間の延長は、2005年生まれ以降の人が対象となるため、同じ大学1年生でも兵役が4か月の人と、1年の人が混在することになる。頼政権の対中政策や今後の期待についても聞いた。
広内キャスターが解説「若者たちは率直に話してくれた印象。誰も衝突は望んでいないと思う」。国防安全研究院・蘇紫雲所長は「台湾は防衛能力を強化させるべきだ。中国との対話を望むが、中国に必ずしもその考えはない」と話した。広内キャスターが解説「専門家に書いてもらった今後を読み解くキーワードが“共同和平”。台湾は日本や米国などとも協力しながら、和平を目指すべきということだった。台湾と中国の関係は、日本にも大きな影響を与える。きょうの就任式にも、日本の超党派の国会議員が過去最多と見られる約30人出席し、関心の高さをうかがわせた。中台関係は厳しい状況が続くと見られる。日本としては今後の推移を注視し、中国などに対して外交的な働きかけを続け、安定的な環境を保っていく努力が求められる」。(中継)台湾・台北。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.