サッカー女子のパリ五輪アジア最終予選で、なでしこジャパンが北朝鮮とサウジアラビアで対戦した。本来ならホームアンドアウェー方式でこの試合は北朝鮮で行われる予定だったが、紆余曲折を経てサウジアラビアでの開催となった。専門家によると北朝鮮にとってサッカーは「国技」であり、金正恩総書記もサッカーが大好きで、そうした状況からサッカーで日本に負けることは北朝鮮にとって許されないことだという。サウジアラビアでの試合は日本が北朝鮮の猛攻を凌ぎ、スコアレスドローで終わった。パリへの切符をかけた戦いは、明後日の国立競技場に持ち越された。この試合で北朝鮮の選手は1枚もカードを貰わなかった。実は最近北朝鮮の日本に対する政治的な向き合い方に変化がみられるという。能登半島地震に際して金総書記がお見舞いメッセージを送ったり、金与正氏が岸田総理の平壌訪問の可能性に談話で触れたりなど、歩み寄りともとれるメッセージが相次いでいる。この背景には北朝鮮が敵対する韓国がキューバと国交を樹立したことがあるとみられている。ただ専門家はこの歩み寄りの本気度については懐疑的に見ているなどと意見を述べた。
住所: 東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
URL: https://www.jpnsport.go.jp/kokuritu/
URL: https://www.jpnsport.go.jp/kokuritu/