東京大学の新たな総長に前副学長の藤垣裕子氏が選ばれた。藤垣氏は東京大学教養学部の出身で、科学技術社会論や科学計量学を専門とする。総長に女性が選ばれるのは大学の創立以来初めて。大学院の元教授が収賄の罪で起訴されたり、特任教授が民間企業から飲食の接待を受けるなど東大では不祥事が相次ぐ。藤垣氏は改革への意欲を語った。選考では、教職員による意向投票で得票数が2位だった藤垣氏が、新たな総長に選ばれた。学内関係者や企業関係者などで構成する選考会議は総合的に判断したという。新総長の任期は27年4月から6年間で、文部科学相の任命を経て正式決定する。
