冒頭ニューヨークから中継。国連本部の1日に密着。トランプ大統領の演説は「アメリカは復活した」というお決まりのフレーズから始まり、イラン情勢についても言及し戦闘集結へ向けた合意に意欲を示した。演説のあとにはアメリカとイランの代表が協議を行ったこともあきらかにしていて、「次の協議も近く予定されている」ともしている。トランプ大統領の演説は30分あまりにわたり、ICCについては「邪悪な集団」「このならず者から各国は直ちに脱退すべき」などと言及し、キューバについても「破綻国家」などと言及した。この発言にキューバ代表団は離席。トランプ大統領の演説について各国メディアは「アメリカファーストな演説」などとコメント。専門家は「イラン戦争に関して自らを正当化するような発言が続き、アメリカファーストを実現していると強調していた」「中間選挙前に国内の有権者などにアピールしたいという演説だったのでは」などと指摘。また国連本部では日米首脳会談も行われ、高市首相は先週の内閣改造についても触れた。高市首相は一般討論演説では、ICCについて「戦後の日本は法の支配を重視してきた。さまざまな国際裁判所を一貫して支持していることにも表れている」などと述べた。出席者によると、ICCについては日米首脳会談でも高市首相から話を切り出したそうで、法の支配を重視してきた日本の一貫した立場を踏まえ意見交換を行ったという。具体的なやりとりはあきらかになっていないが、政府関係者からは「トランプ大統領を刺激しない配慮が必要」との話がきかれ、言葉を選びながら対応したものとみられる。会談は35分だった。高市首相は「米中関係が日本を含む国際社会の安定に資することが重要。米中首脳会談を念頭に諸課題について意見交換した」などと述べた。専門家は「中国が日本に対するレアアースの輸出規制を強めているが、日本と取引をするアメリカ企業の中にもレアアースが入りにくい状況が生まれていて、日米共通の課題になっている」「米中の取引の中で日本との認識を一致させたことがどこまで米中首脳会談でいかされるか、最後まで予断を許さないのでは」などと指摘。日米首脳会談に同席した外交筋は「日米の考えが一致していることが確認されたと思う」と話しているそう。
