中国・丹東と北朝鮮・新義州を結ぶ新鴨緑江大橋が開通。橋は2つ目で、1つ目の中朝友誼橋は車道が1本しかないという問題を抱えていた。今回の橋は車道が片側2車線ずつあり、物流能力が4倍に上がることになる。橋自体は2014年に完成していたが、正恩氏が指導者を引き継いで中国とのパイプ役である張成沢氏を粛清したことで関係が悪化。正恩氏が自立経済を重視したことや、中国の制止を振り切って核実験を行ったことなども悪化に拍車をかけた。ここ数年でロシアと北朝鮮が急接近し軍事協力のパートナーシップを結んだことで、鉄道でしか結ばれていなかった国境には先月、初めて橋が開通し陸路での結びつきが強まった。これにより中国が強硬姿勢をとっても朝鮮半島問題などにコミットできなくなるため、今年は初めての外遊先に北朝鮮を選ぶほど重視。ロシア、中国ともに北朝鮮の地位が上がったなどと慶應義塾大学・磯崎氏は指摘している。今回の開通で北朝鮮には生活物資、中国にはレアメタルやタングステンの輸入拡大が見込まれている。北朝鮮はタングステンの生産量世界3位で、国連の制裁品目外だという。
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