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「圧力隔壁」 のテレビ露出情報

日本航空123便墜落事故から40年。40年前の今日、日本航空123便が御巣鷹の尾根に墜落し、乗客・乗員520人が犠牲となった。防衛省で35年間保管されていた資料には陸上自衛隊が撮影した捜索や救助の写真140枚以上が残されている。その写真の中の1枚に写る岡部俊哉さんは当時陸上自衛隊の第一空挺団に所属し、事故翌日に墜落現場に入ったという。墜落現場は登山道のない山岳地帯で斜面は崖のようになっており、隊員は空中で停止したヘリの後方からロープを使って降下していた。岡部さんは「今まで体験したことがないような悲惨な状態」などと振り返った。
1985年8月12日の午後6時24分、爆発音をきっかけに123便に異変が起きる。この時圧力隔壁が破損し、客室の空気が尾翼内に流れ込んだことで垂直尾翼が爆発していた。123便は残された翼の操縦に必要な油圧系統を失い、操縦不可能な状態に陥った。そして爆発から32分後の午後6時56分に御巣鷹の尾根に墜落した。
墜落現場に到着した陸上自衛隊はまず生存者の捜索を行った。捜索の結果、4人の生存者が救助された。生存者の捜索を終えると今度は遺体の搬送に取り掛かり、1秒でも早く遺族のもとへ帰れるよう臨時のヘリポート作りが行われた。作業は夜通し行われ、翌日の午前7時からヘリポートの運用が開始された。岡部さんは全ての作業を終えて帰還した後、急性ストレス障害になったという。現在の自衛隊では隊員のメンタルケアも変化し、ストレス障害等は減ってきているとのこと。

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