アメリカのトランプ政権による相互関税がきょう午後発動された。日本に課される関税は24%。午前中からほぼ全面安となった東京株式市場。相互関税が発動された午後1時過ぎ、売り注文が膨らみ、一時1700円以上の値下がりに。相互関税の発動で、中国に対する追加関税は104%となった。輸出に力を入れている企業からは懸念の声が上がっている。坂戸の醤油製造会社は、輸出のおよそ4割がアメリカ向け。JETROによると、しょうゆの関税はもともと3%だったが、相互関税の発動できょうから27%になる。売上に影響が出るのではないかと懸念している。自動車関連企業が多く集まる群馬県では、今日午前、県が関係機関などを集めた対策会議を立ち上げ、今後の支援策のあり方などを議論した。また、県の産業支援機構は中小企業などを対象とした特別相談窓口を設置。