TVでた蔵トップ>> キーワード

「城崎温泉観光協会」 のテレビ露出情報

全国各地の観光地では「街ごと旅館」「街ごとホテル」というものが注目されている。宿は素泊まり、食事は街の飲食店にくり出して、街全体を一つの旅館のように楽しむというもの。関西有数の温泉地・兵庫県の城崎温泉。7つの外湯巡りが楽しめ、松葉ガニや但馬牛などのご当地グルメも人気。今週火曜日に発表された城崎温泉の公示地価は前年から20%以上アップ。街全体で一つの宿というのを街づくりのコンセプトにしており、駅を玄関、旅館を部屋、外湯をお風呂としている。宿は素泊まり、食事は街の飲食店という「泊食分離」のスタイルを街ぐるみで積極的に取り入れている。去年3月にオープンした「HOSTELわらく」は素泊まり専門。食事の提供はなく、1人1泊9000円から。「城崎温泉旅館 赤石屋」は去年7月の改装を機にサービスをリニューアルした。1泊朝食のみの宿をしており、夕食はあえて出していない。城崎温泉観光協会によると、加盟している80の宿泊施設のうち、約10施設が素泊まりのみだという。城崎温泉がある豊岡市では外国人の宿泊者数が2011年から約70倍にもなった。
泊食分離の動きは全国各地でも。山形・天童市では2020年に天童温泉屋台村「と横丁」をオープン。観光客は2019年から2024年にかけて1.2倍になった。岡山・矢掛町では商店街の近くに大型の駐車場を設置。お土産屋さんや飲食店が建ち並ぶ古い町並みを楽しんでもらい、年間約50万人を呼び込むまでに。大阪・東大阪市の布施商店街では空き店舗を活用した「まちごとホテル」に取り組んでいる。商店街に20の客室が点在している。この日、ホテルを訪れていたのは東京大学とハーバード大学の学生たち。商店街の取り組みを調査するため、泊まりに来たという。夕食は大阪名物・お好み焼きに舌鼓。さらに商店街には銭湯もある。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.