自民党・埼玉県議団が提出していた虐待禁止条例 改正案が明後日の採決を前に取り下げる方針がきのう明らかになった。改正案では「小学1~3年生だけで登下校」「子どもだけで公園で遊ぶ」「子どもだけで留守番」などが禁止され、虐待と位置づけている。子どもを家に残して短時間外に出ることも場合によっては禁止とし、違反を発見した県民には通報の義務も課していた。さいたま市PTA協議会がインターネット上での反対の署名活動ではきのう時点で2万5000人以上の署名が集まった。知事室を訪問し意見書を手渡した坂下理事は「PTAとしては意見書を出さざるを得ない」とコメントしている。取り下げるにあたって県議団・田村団長は「説明が不十分で心配や不安が広がったことに猛省している。」と言い、。埼玉県・大野知事は「圧倒的に反対意見が多く、それを踏まえて撤回されたということは適切だったと考えている」と話した。
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