客による企業や従業員への著しい迷惑行為“カスハラ”が大きな社会問題となる中、きょうから企業などの事業主に対し従業員を守るための対策が義務付けられた。埼玉県内を走行するタクシー会社の車内で記録された実際のカスハラ映像を紹介。このタクシー会社が受けたカスハラ被害は他にも。「殺すぞ」という過激な発言や「SNSにさらすぞ」と動画を撮られることもあったという。客が社会通念上許される範囲を超え、従業員の働く環境を害する行為を行うカスハラ。具体的な例として不当な要求や威圧的言動、身体的な攻撃、土下座の強要、SNSでの誹謗中傷などが挙げられる。訪問看護の現場においてもカスハラは大きな問題に。訪問看護師は以前勤務していた職場で患者から45分間の正座を強要されたという。きょう施行された法律では事業主の方針等明確化及びその周知・啓発、相談体制の整備などを義務化。対応が不十分な場合は行政指導の対象になる。きょう取材した訪問看護ステーションでは法律施行にあわせ、カスハラの定義や対応に関する規則を作成。カスハラ被害に悩むタクシー会社では具体的な対処法を学ぶカスハラ講習会を月に1回実施している。
