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「堀口久子さん」 のテレビ露出情報

NHK NEWS WEBの記事「おひさまいろのりんご”善意を語り継ぐ絵本を後世に」を紹介。30年前の阪神・淡路大震災の半年後、「おひさまいろのりんご」という1冊の絵本ができた。絵本を描いたのは兵庫・神戸市灘区で被災した堀口きよしさん・久子さん夫婦。地震で半壊した自宅で避難生活を余儀なくされた経験をもとに清志さんが文章、ひさこさんが絵を描いた。震災の6日後、清志さんは高熱を出した長男のために、リンゴを探しに出かけた。地震でろっ骨を折りその痛みに耐えながら避難所を何カ所も回りたどり着いた施設でボランティアの人が大きなリンゴを探し出し、分けてくれたという。そのリンゴを見て、当時5歳だった長女の有希さんが「おひさまいろのリンゴだ」と言ったという。堀口さん夫婦は、この時の体験を多くの人に伝えたいと、5歳の娘の視点で絵本を作り自費出版した。清志さんは震災の後中学校の教師や大学の教員などを勤めながら、子どもたちにこの絵本を使ってリンゴに込められた心のつながりを伝えてきた。久子さんも、有希さんの母校の小学校で毎年この絵本の読み聞かせを行っている。リンゴを通じて感じた人の思いやりや支え合うことの大切さは、今も絵本を通じて次の世代に語り継がれている。

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