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「報恩講」 のテレビ露出情報

僧侶・アナウンサーである川村妙慶が「向上、向下の生き方」をテーマに講演を実施。川村は応援があったがあったから結果が出たということはなく、結果がなくても応援はされており、また下を向くことは悪いことではなく、仏は下を向くことで自分の原点を見直すことができるのだと説いているなどと語った。川村は報恩講で寺に訪れた際に、タクシー運転手から寺はこれからの時代にはいらないと言われ、話を詳しく聞くと、タクシー運転手は妻が亡くなった際に火葬場に直行し、遺骨は今も家にある状態であると明かされ、お通や葬式が何故あるのかを教えたのだなどと伝えた。
川村は強い人間とは強く生きる人ではなく、自分の本当の弱さを見せられた人が強い人間であるとし、「仏地に樹て」という言葉を紹介し、頑張ることが出来るのも、下っていけることが出来るのも仏という大地の支えがあるからこそであり、仏から安心感をもらいながら頑張ることができるのだなどと説いた。川村は正明伝には親鸞聖人が仏教を教わりたいという女性と出会い、当時の女人禁制であったことへの矛盾に直面して向下し、その結果、島流しにまであってしまうが、懸命に働く農家たちの姿に感銘し、大きな喜びを得たことが綴られているなどと明かした。
川村は感動と感激の違いについて、感激は自分ひとりで喜ぶものであり、感動は他社と共有できるもので、感動には損得勘定はなく、支え合っていることが感じることが出来るなどと語った。川村は本堂には蝋燭が立てられるが、蝋燭の火を分け与えるように自分の喜びを人々に分け与えていってほしいなどと説いた。川村は朋友からこの先誰からも必要とされなくなったときには自分のもとに帰っておいでと伝えてくれたとき、ものすごく安心感を得られ、その地に「仏地に樹て」を感じたのだなどと告げた。

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