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「場面かん黙」 のテレビ露出情報

場面かん黙について。場面かん黙とは不安症群のひとつで家族などとは普通に話せるが学校など社会生活の場で話すことができなくなるもの。原因ははっきりとわかっていないが話そうとすると激しい不安や緊張を覚え、本人の意思とは関係なく言葉がでなくなる。また初めての環境に適応することが苦手な人も多いという。日本では約500人に1人の割合でいるという。
滋賀県に暮らすさなみさん。場面かん黙の症状があり、家族以外とは基本的に話すことができない。日課は絵を描くこと。ほぼ毎日机に向かい、これまで2000枚以上を描いてきた。色鮮やかで不思議な生き物や生命力あふれる動物たち。長い時間をかけて緻密に描かれた点画など、目につくものからイメージして大胆に表現。描き始めたのは小学2年生の頃。さなみさんは当時、学校で友達や先生と会話できない中で、認められたい気持ちがあったという。褒めてもらえると単純に嬉しい気持ちになったのだそう。高校卒業後大学に進学しようとしたが試験当日に不安などで会場に入れずに断念。その後、孤立感に悩む日々が続いたと母の成美さんは話す。転機となったのは作品展。発表したところ思いがけず好評で、定期的に個展を開くようになったのだという。絵を通じて家族以外の人ともつながる喜びを感じるようになった。
今年5月、新たな出会いがあった。評判を聞きつけた芸術家のマネジメントを行う会社と契約を結ぶことになったのだそう。作品を販売しわずかながら収入を得られるようになった。絵を通じてさなみさんの世界が広がろうとしている。しかし、このときそばでさなみさんを支えてきた母・成美さんの体に異変が起きていた。乳がんが見付かった。治療のため入院することになった日、今まで2人は長期間離れたことがない。1人病院に向かう成美さん。手帳に忍ばせていたものがある。描かれていたのは庭に咲くハハコグサの花。そこには「わたしのしあわせはあなたが笑顔でいることです」と書かれていた。
7月4回目の作品展が開かれた。契約するマネジメント会社と協力しながら準備。さなみさんが自分で決めた作品展のテーマは「心のかけら」。込められた思いを「人は誰しも、その欠片を誰かに渡して生きている。大きな欠片じゃなくてもいい、それが生きているということなら。わたしもとどけたい誰かの心に」などと綴っている。
さなみさんは取材をしていても絵を公表するごとにどんどん表情が柔らかくなっていくのが印象的だったと取材者は語る。また取材者は「首を振ったり、頷いたり、手紙などで思いを伝えてくださるようになった。(場面かん黙について)専門家は、まずはあたたかく話しかけるなど安心できる環境をつくること。話さないのはわざとではないと認識すること、会話以外でもできるコミュニケーションを一緒に探すこととしている」などコメント。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月4日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
場面かん黙について。場面かん黙とは不安症群のひとつで家族などとは普通に話せるが学校など社会生活の場で話すことができなくなるもの。原因ははっきりとわかっていないが話そうとすると激しい不安や緊張を覚え、本人の意思とは関係なく言葉がでなくなる。また初めての環境に適応することが苦手な人も多いという。日本では約500人に1人の割合でいるという。
滋賀県に暮らすさなみ[…続きを読む]

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