新米の価格が高止まりする中、JAの職員が新米を卸売会社に横流し。約100万円を着服していたことが発覚した。栃木県さくら市のJAしおのやによると男性職員が今月21日、保管されていた新米42俵(約2500キロ)を勝手に県内の米穀卸売業者に不正に販売した。男性職員がトラックに新米を積み込む様子を他の職員が目撃し同じ日に監査室が本人に確認して発覚した。不正に販売された新米は本来、JA全農とちぎに出荷する予定だったもので、男性職員は卸売業者に自ら買い取りを持ちかけていた。着服額は100万8000円に上り、JAしおのやは警察に相談した上で今後、男性職員を厳正に処分するとしている。