きのう廃線となったJR留萠本線。1910年に開通した留萠本線の深川-石狩沼田間。ニシンなど海産物の輸送や地域住民の足として利用され、日本一短い14.4キロの本線として鉄道ファンからも愛されてきた。廃止の背景には、乗客の減少と解消が見込めない赤字がある。昨年度の利用者数は1日平均で199人。赤字額は2億1300万円にのぼった。留萠本線は、国鉄時代の1980年代から、採算性と存続について議論されていて、2016年には増毛-留萌間、23年には留萌-石狩沼田間が運行を終了するなど、日本海に続く路線が段階的に廃線となっていた。沿線のひとつ・深川市出身の新木さんは、旧国鉄で約15年、留萠本線などの車掌を務めた。駅前のホテルのロビーには、新木さんが再現した留萠本線22駅のジオラマが置かれている。きのうのラストランには、地元の吹奏楽団が曲を演奏するなか、乗客が乗り込んだ。定刻9時11分発の予定が、660人の乗客を乗せるため22分遅れで出発した。
住所: 北海道増毛郡増毛町弁天町
