ローカルグルメバイヤー猪口由美。日本全国の埋もれた逸品を発掘し、ヒット商品へ導くローカルグルメ発掘のスペシャリスト。バイヤー猪口が世界で爆売れさせたいのは「有機トマトジュース クリア」。日本ではトマトジュースはポピュラーだが、アメリカ&イギリスではカクテルや料理用途が中心で、日本ほど日常的に飲む文化は根付いていないそう。2022年、1年間に1つしか選ばれない新製品開発部門の農林水産大臣賞を受賞。黄金のトマトジュースを生んだのは北海道士別市のイナゾーファーム。生みの親の谷寿彰さん(43)。使うトマトはホームセンターなどでも手に入る一般的な品種。そもそもトマトは水分を減らすと旨みが凝縮。しかし、減らしすぎると枯れたり病気になってしまう。イナゾーファームではセンサーで土の中の水分量を観測し、枯れる一歩手前の限界ギリギリを見極め水分を与えている。すると水分と一緒に肥料の昆布などから出るアミノ酸を吸収し、トマト内に旨みを溜め込む。数値で見ると、抗酸化力はミニトマト平均値の約2.4倍、糖度は約1.4倍、ビタミンCは約1.2倍。普通のトマトジュースは果肉を丸ごと使って真っ赤にするが、イナゾーファームのトマトジュースは透明。日本酒の製法の一つ、発酵した米を袋に入れて重力で落ちる雫を集める。この製法をトマトジュースに応用。「有機トマトジュース クリア 3888円(720ml)」。このトマトジュースは飲むだけでなく色々な料理に使えるという。用意したのはヨーグルトのトマトジュース クリアかけ。両者ゴールデンサインを出した。ハラルド・シデナム氏は「本当にユニークで味も素晴らしい。様々な用途で使えそうな商品だと思う」とコメント。
