雨穴さんの最新作「変な地図」を紹介。主人公・栗原は祖母の遺品から古地図を見つける。祖母は栗原が生まれる前の年にこの古地図を握りしめたまま不可解な死を遂げていたという。栗原の母親も祖母の死の謎を調べていたが、栗原が5歳の時に不慮の事故で命を落とした。栗原は祖母の死の真相を探るべく古地図に描かれた場所を訪ねる。雨穴さんは「スケールの大きい物語に挑戦したいと思い地図をテーマにした」などと話した。栗原は訪ねた先の集落で旅館の娘・あかりと出会い、旅館に格安で泊めてもらえることに。旅館の主人らと談笑している際に旅の目的を伝えると空気が変わったことから、栗原は主人が何かを知っているのではと察する。翌朝に栗原は電車で集落の跡地へ向かうが、その電車が人身事故で急停止し、さらに主人が行方不明になる。栗原はあかりと協力して主人の行方を探し、その過程で祖母の死の真相に近づいていく。雨穴さんは「いろんな人が楽しめるような作品を目指した。外に出たくないけど旅がしたい人は手にとってほしい」などと話した。
