東南アジアからの観光客が存在感を増している。もっとも多いのはタイからの客。去年は日本からタイへの観光客を上回った。山梨県北杜市では、観光コーディネーターが任命された。任命されたのは、タイ人のアンチャリーポン・パリサウォンさんだ。タイ向けの情報発信の強化を狙っている北杜市。去年、山梨県いはのべ13万人以上のタイ人が宿泊。しかし、北杜市には呼び込めていない。観光客の誘致のために、魅力の掘り起こしが必要だと北杜市は考えた。タイ 外務省国際協力機構は通称TICA。JICAを参考にしているという。アンチャリーポン・パリサウォンさんは日本への留学経験があり、セールスのスキルもある。タイ側には存在感を高める狙いがある。タイ外務省国際協力機構は、日本に足りないものを支援できるという。バウムクーヘン作りが体験できるキャンプ場を訪れたアンチャリーポンさん。動画をSNSに投稿。フォロワーも順調にのびている。北杜市は、タイで初のトップセールスを行った。アンチャリーポンさんも同行。市の魅力を売り込んだ。