都知事選をめぐっては、障害や病気で投票が難しくなってしまった人の支援も課題となる。多系統萎縮症を患う女性の夫は郵送での投票を置こあんっていて、本人が投票先を夫に伝え、夫は選挙管理委員会に投票を郵送するというものとなっている。女性は投票したい候補者が指を刺されると瞬きして希望を伝える様子が見られた。前回の都知事選では郵便などによる代理人の投票が258票行われている。また、知的障害のための投票も行われていて、狛江市では言葉を発するまで時間がかかっても待つことを心がけるように学ぶ様子が見られた。狛江市では前回の都知事選では知的障害のある人の投票率は身体・精神に障害がある人よりも10ポイントほど低かったという。