夢グループの石田重廣代表取締役は橋幸夫さんがアルツハイマー認知症を発症したと公表した。1970年に「潮来笠」でデビューすると御三家の一角となるとともに、「いつでも夢を」「霧氷」で2度レコード大賞を受賞した橋さん。2020年頃に初期症状が見られると、2022年の12月に軽度のアルツハイマー型認知症と診断された。一昨年5月には声帯の衰えを理由に歌手活動の引退を発表し11月には脳梗塞のために1週間入院したが、昨年4月には再びステージに復帰していた。しかし、12月には認知症は中度まで進行していたという。石田氏によると数日前のコンサートでは歌を歌えなくなっていたというが、橋さんは最後まで活動は続けたいと話しているという。医師の内野勝行さんは何もやらないと認知機能の低下は進むが、歌うなどするとドーパミンが脳に好影響を与えると話した。今年の8月まで各地でコンサートが行われるという。歌手であり認知症を公表しながら現役であり続けるのは前例がほとんどない事となっているが、きょうは神奈川県で2度コンサートに出演する予定であり来月以降も30公演以上に出演する予定となっている。
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