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「大中寺いも」 のテレビ露出情報

静岡県沼津市中沢田にある「大中寺」。700年以上の歴史があり、梅が有名な寺。きょうの「しずおか産」は、沼津特産の伝統野菜「大中寺いも」。古くから愛鷹山麓で栽培される里芋「大中寺いも」はさまざまな調理法で楽しめる伝統野菜。里芋としては珍しく、親芋の食感が良質なため、普段は食べることのない親芋を大きくする栽培方法を取っている。11月には人の背丈になるほど大きくなる。生産者の高齢化が進み、30軒ほどあった農家も今では5、6軒ほど。現在「大中芋の会」を立ち上げ、伝統のいもを守り続けている。ところで、なぜ「大中寺いも」と寺の名前がついているのか。大中寺副住職・下山光順さん「沼津に御用邸ができたことに機縁するが、明治時代に御用邸ができて、大中寺へ日帰り旅行の形で皇室の人々が梅の花であったり、タケノコ狩りに来ていたことがあり、その際に地域の人が特産の里芋を出したところから『大中寺のお芋』ということで『大中寺いも』と呼ばれるようになったと聞いている」。寺には沼津御用邸からの注文書も大切に保管されている。貴重な伝統野菜「大中寺いも」。おいしい食べ方を料理家・藤原会美さんに教えてもらった。「大中寺いもの厚切り皮付きフライ」、「大中寺いもポタージュ」を作って試食。大中寺副住職・下山光順さんは「地域とのつながりが深い野菜なので、この芋を通して地域の歴史であったり、味に触れてほしいと思っている」と話した。

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