小児がんは医療の進歩によって約8割は治るようになったとされているが、治ったあとに障害や合併症が起きるケースが報告されている。栃木県に住む6歳の大塚月さんは生後8か月のときに小児がんと診断された。手術で腫瘍は取り除かれたが、5歳になるまで発達の遅れや障害がみられた。原因は不明。これらは晩期合併症といわれ全国で報告されている。名古屋大学医学部附属病院の研究グループはことし、小児がんの治療を終えた患者にどのような障害や合併症があるのか調査に乗り出した。
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