- 出演者
- 小山径 坂下恵理
オープニング映像。
小山さんらが挨拶をし、高知市からの中継映像が流れ、坂下さんは高知市の現在の気象情報を伝える。今日も日本列島であちこちで真夏日となっている。見えている五台山の近くには高知県立牧野植物園があり、らんまんの最終回に軽く触れた。今日この後は西日本から北日本では広く晴れる見込みで、今夜のお月見は楽しめそうだという。しかし、明日になると西日本から北日本では大気の状態が不安定となり、雨や雷雨になるところがあるという。詳しい気象情報は後ほど伝える。
学芸員や大学教授などで作る会津若松市の実行委員会が、子どもたちにアート作品に親しんでもらいたいと企画した絵画展が市の文化センターで今日から始まった。市内の中学生4人が市が収蔵する470点ほどの作品から合わせて8点の絵画を選び、学芸員からのアドバイスを受けながら展示や作品解説の表示などを行った。絵画の説明文にあるQRコードをスマホで読み取ると表示される動画によるガイドには、作品に対する中学生の率直な感想が添えられている。絵画展は来月9日までと来月18日~31日までの2つの期間で行われる。
ことし2月か らJR甲府駅周辺になかった書店がきょうオープンした。隣接する駅ビルの4階にオープンしたのは東京に本社を置く「くまざわ書店」。店頭には件出身の作家や山梨県を題材にした作品のコーナーや、来月開催の「信玄公祭り」関連のコーナーが設けられている。この店舗では書籍7万冊のほか、文具・CD・DVDも販売されている。駅周辺では去年1月に駅ビルに出店していた書店が、ことし1月末には百貨店に出店していた書店が閉店している。
北海道医療大学がプロ野球・日本ハムの本拠地があるFビレッジに移転する方針について、理事長が北広島市を訪れ市長に移転計画を説明した。大学を運営する法人の鈴木英二理事長は、上野正三市長らと面会した。全学部のほか、当別町にある歯科クリニックと札幌市北区にある大学病院を統合して移転する方針を説明した。運営法人は、学生の確保などを理由に2028年を目標に移転する方針を決めている。
北海道大空町でサケの密漁を防ごうとドローンによるパトロールが行われた。このパトロールはオホーツク総合振興局と網走警察署が大空町の藻琴川で始めて実施した。道内の河川ではサケやマスの捕獲は禁止されているが、この時期は密漁があとを絶たないのだという。去年秋の調査では、密漁されたサケは200匹以上いたという。
小児がんで闘病していた子どもたちの絵の展示会が北海道札幌市で開かれている。この展示会は、きょうから札幌市で開催されている日本小児血液・がん学会の大会に合わせて開催されている。作品は31点展示されている。展示会は札幌市中央区の「ロイトン札幌」であさってまで開催される。
小児がんは医療の進歩によって約8割は治るようになったとされているが、治ったあとに障害や合併症が起きるケースが報告されている。栃木県に住む6歳の大塚月さんは生後8か月のときに小児がんと診断された。手術で腫瘍は取り除かれたが、5歳になるまで発達の遅れや障害がみられた。原因は不明。これらは晩期合併症といわれ全国で報告されている。名古屋大学医学部附属病院の研究グループはことし、小児がんの治療を終えた患者にどのような障害や合併症があるのか調査に乗り出した。
1970年大阪万博で出展され、その後鹿児島県霧島市のホテルに飾られていたチェコのガラス芸術作品が半世紀ぶりに母国に返還された。返還されたのは、チェコのガラス芸術作家レネー・ロゥビチェク氏が制作した「ガラスの雲」。1968年の民主化運動・プラハの春で花開いた自由な芸術活動を象徴する作品で、大阪万博のチェコスロバキア館に展示されていた。しかし、旧ソビエトの軍事侵攻で民主化運動が弾圧され当時の共産党政権が作品を国に戻すことを認めず、大阪の会社に売却されたあと、霧島国際ホテルのロビーに展示されていた。今回ホテルの改修に伴ってチェコのガラスメーカーに譲渡されることとなり、先月船で日本を出発した。修復作業が行われたあと、現地で一般公開も予定されていて、再来年の大阪・関西万博での展示も検討されている。
奄美大島でアイスクリームのような味わいが特徴の 「アイスクリームバナナ」の収穫が始まった。アイスクリームバナナは東南アジアなど温暖な地で栽培され、長さは約15cmほどでもっちりとした食感と濃厚な味わいが特徴。夏から秋にかけて特に甘みが増すという。土屋陽輔さんはアイスクリームバナナを約20アールの畑で栽培している。台風にも強い品種だといい、先月の台風の影響は受けなかった。収穫されたバナナはインターネットを通じて販売されるという。
岩美町の町営バスはJR岩美駅を出発地か到着地として小田線と田後・陸上線の2路線で運行されているが、町は利便性を向上させるため明後日から運賃・路線などを変更すると発表した。運賃はこれまで初乗り170円だったが乗車する距離に関係なく一律100円に値下げするとともに、小学生以下や障害者とその介護者は無料になるという。運行については買い物に利用しやすいようにスーパーや道の駅を経由する便を増やすほか、小田線の土日祝日の全便と平日の午前9時半~午後5時までは予約式の「デマンド運行」に変更するとしている。また民間の路線バスの定期券か回数券を購入した町民に補助金を交付し、民間のバス利用者の負担も軽減する。岩美町企画財政課は「「町営バスの運賃と運行を見直し利便性を高めることでたくさんの住民に利用してほしい」としている。
鳥取県には鳥取市に中央病院・倉吉市に厚生病院と2つの県立病院があり、それぞれ県東部と中部の中核病院の役割を担っている。県病院局がまとめた昨年度の県立病院の決算によると、新型コロナの入院患者の受け入れに備えて病床を確保した医療機関に補助金を支払う所謂「空床保証」がなされたこともあり、純利益が15億1,100万円と2年連続で黒字を確保した。一方治療を受けた患者が医療費を支払っていない所謂「未収金」は1,479件で合わせて2,800万円となっている。更に昨年度末時点の未収金は累計で1億2,100万円にのぼっているという。県病院局では患者が病院を訪れた際に面談をしたり、職員による対応が難しい場合は弁護士に委託して回収を進める方針であるとしていて「粘り強く交渉して患者の理解を深め、回収する」とコメントしている。
今夏の青森ねぶた祭りでミスねぶたに選ばれた佐藤里香さんが青森警察署の一日署長に任命された。佐藤さんは市内のスーパーで交通安全・特殊詐欺防止を呼びかけるチラシを配り、同行した工藤昭幸署長が特殊詐欺防止をとびかける津軽地方の津軽甚句の替え歌を披露した。秋の全国交通安全運動は今月末まで自転車のヘルメット着用などに重点を置いて行われる。
平川市の猿賀神社で五穀豊穣などを願う津軽地方の伝統芸能の「獅子踊」を披露する大会が4年ぶりに行われた。この大会は十五夜大祭の奉納行事として行われていて、昨日は雨のため神社に隣接する建物で県内11組の踊り手による獅子踊が披露された。
鹿島市の祐徳稲荷神社では海外からの観光客を呼び込むために狐の嫁入り行列などの夜間限定での特別イベントを行うことを決め、昨夜オープニングセレモニーが行われた。狐の嫁入り行列は明日から11月30日までの土日祝の夕方に行われる予定で、本殿では毎日狐の嫁入りにちなんだプロジェクションマッピングが流される。この他日本庭園のライトアップイベントなどが行われる。
警察は交通事故取り締まり強化のために31~57歳の元白バイ隊員5人を集めた特別白バイ隊を発足させ、今日出発式が佐賀市の県警察本部で行われた。隊員たちはその後通学路の取り締まりに出発し、佐賀市の本庄小学校では隊員2人が校門で子供たちの通学を見守った。特別白バイ隊は今後県が定めた月2回の交通安全日に各地で取り締まりを行うとしている。
群馬・沼田市の田村りんご園ではりんごの収穫シーズンが始まっている。霜の影響で収穫量は落ち込んだものの、シャキシャキして甘いりんごが今年は楽しめるのだという。りんご狩りは11月いっぱい楽しむことができるという。
呉市の日本製鉄 瀬戸内製鉄所 呉地区は今月14日で最後の製品の出荷作業を終え、実質的に72年に渡る鉄鋼製造の歴史に幕を下ろす形となった。一部の従業員はきょうが最終出勤日となっている。製鉄所で働く人は協力会社も含めて2020年2月時点では約3300人だったが、先月1日時点で約1370人となり、来月からは約1060人がここで働く事となる。会社側は配置転換で雇用を維持する方針だったが、県の推定で約1100人が離職し、内9割が再就職を決めたと見られる。解体作業は来月から本格化し、今後10年ほどかけて解体は行われるという。
JR広島駅の新駅ビルは地上20階・地下1階・高さ約100mという大きさが特徴となっている。ビル西側のホテルの工事状況が公開されていて、瀬戸内海や宮島を眺めることができる。ビルは400室程度の客室やレストランなどが設置される予定で外壁工事が終わり内装工事に着手する予定となっているが、再来年の開業予定という。ショッピングセンターや映画館だけでなく、2階では広島電鉄の路面電車乗り入れも行われる予定となっていて、工事は約6割が完了している。
法隆寺で正月の伝統行事「修正会」で使われる菜種油と火をつけるための灯芯が奉納された。修正会は奈良時代に始まったとされ、国の安泰や人々の幸せを願い毎年1月8日から7日間行われる。法隆寺によると近年良質な油が手に入りにくいということで、斑鳩町で菜の花の栽培などに取り組む生産者団体と隣町の安堵町でイグサを材料にした灯芯の技術を守る保存会が9年前から奉納を続けている。