BSプレミアム4K「週刊4Kふるさとだより」より、「“大子漆”の魅力伝える・漆かき職人の思い」を紹介。大子漆は江戸時代に水戸藩主の徳川光圀が漆の木の植栽を奨励したことなどで盛んになったが、今は高齢化などにより10人ほどに減り、県内外の有志でつくる保存会によって大子漆を残すための活動が続けられている。漆かき職人・柳詩郎さんは、漆かきの職人を絶やさないためにも大子漆の魅力を手に取れる形で発信したいと、新たな挑戦として茨城伝統の笠間焼と大子漆を掛け合わせたいと考えた。焼き物ならではの土の質感に大子漆の質感が加わり、しっとりとした輝きのある作品に仕上がる。柳さんは「『あ、大子漆ってあれね』くらいの知名度になったらいい」などと話した。