日本が総合馬術団体で銅メダルを獲得した。馬術のメダル獲得は1932年のロサンゼルス五輪で“バロン西”こと西竹一が金メダルを獲得して以来92年ぶりの快挙となった。平均年齢40歳超えで自称“初老ジャパン”と名乗るメンバーが悲願のメダルを獲得した。会場は1682年にルイ14世が建造した世界遺産・ベルサイユ宮殿で総合馬術は馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術の3種目を3日かけて行われる。クロスカントリーは庭園内の全長5140mのコースに設置された障害物を飛び越えるものでクロスカントリーでは日本は3位だった。しかし馬体検査で北島の馬がクリアできず日本は20点減点で5位に後退、北島に変わり急きょリザーブの田中利幸選手が障害馬術に出場、戸本選手、大岩義明選手ノーミスなどで銅メダル獲得となった。馬術で五輪出場経験がある英国王室・アン王女がメダルを授与した。