地元密着のローカルスーパーを取材。1965年創業のゑびすや商店。会長は賞味期限が迫り安く仕入れることができた商品だから安く売れるという。さらにバナナの叩き売りのように激安商品が次々と売られていくイベントが。客が競り形式で値段を決めるバカ値市で、会長自ら仕切る。もう一つの目玉イベントが、参加費1000円の詰め放題。渡される袋には、最初から2000円相当の商品が入っている状態で詰め放題がスタート。激安王と呼ばれる唐鎌会長は、高校卒業後米問屋で働き24歳で独立。唱和40年にゑびすや商店を創業。激安の秘密は、業者が在庫の処理に困る消費や季節違いの商品などを安く買い付け販売すること。 もう1つの秘密が、約300坪の巨大自社倉庫。この日会長を訪ねてきたのは顔なじみの卸売業者。定価160円の炭酸飲料の大量在庫の相談に来た。今回、安く仕入れる変わりに商品を優先的に安く卸すことを確約し交渉成立。仕入額は1本15円。会長は「お客さんが喜ぶ顔を見られたらいい」などと話した。