イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙は11日、ウクライナのゼレンスキー大統領が今月24日のロシアによる侵攻4年の節目にあわせて大統領選挙を和平合意に関する国民投票の実施計画を表明する意向だと報じた。ロシアとウクライナの和平合意を急ぐアメリカのトランプ政権が5月15日までの実施を求めて圧力をかけている。ロイター通信によるとゼレンスキー氏は記者団に対し、報道内容を否定した上で「停戦が実現すれば選挙を実施できる」として投票の安全が確保できる環境整備が重要だとの認識を示している。ロシアとウクライナの和平協議は焦点の領土問題などをめぐって両者の溝が埋まっておらず、アメリカの求める期日通りに大統領選挙などが実施される可能性は低いとみられている。
