野村総研・木内登英による解説。きょうのテーマは、日本銀行は独立性を守れるか?。高市首相はアベノミクスの継承者で金融緩和の継続を掲げている。木内は「かなり利上げに向けた逆風になっている。先週の決定会合で日本銀行は利上げを見送った。本当の理由は日本銀行の利上げをけん制してきた高市首相との決定的な対立を避けるというところ」、高市首相が積極的な財政を進める根拠について「経済状況が依然として良くないっていうことが背景にあると思う。一方で物価がすごく高い。高市首相の説明はコストプッシュ型」、「インフレ率と政策金利を比較してみると、緩和状態がまだ続いている」、「円安が進むと物価高がさらに助長されてしまう」などと指摘した。日本銀行法第四条を紹介した。アメリカ・ベッセント財務長官は日銀の利上げ容認を促した。木内は「アメリカとしては円安ドル高が進むのは嫌だということで日本銀行の今の慎重な利上げ姿勢については苦々しく思っている」などと述べた。高市政権が日銀への介入姿勢を修正させる要因を「トランプ政権」、「日本維新の会」、「自民党麻生副総裁」、「円安・物価高への世論の批判」と指摘した。
