大規模な山林火災に見舞われた岩手・大船渡市で、被災者が入居する仮設住宅の建設が始まった。県は大船渡市からの要請を受けて、三陸町綾里地区に30戸、赤崎町蛸ノ浦地区に10戸の応急仮設住宅を建設する。建設工事はおとといから始まり、仮設住宅が建てられる大船渡市・旧綾里中学校のグラウンドでは、作業に必要な道を作るために砂利を敷く作業が行われていた。今回の山林火災では、全壊した76棟を含む102棟の住宅被害が出ていて、おととい現在で193人が避難生活を余儀なくされている。仮設住宅は5月上旬に完成する見込み。
住所: 岩手県大船渡市三陸町綾里字黒土田99-1