犠牲者1万5900人。そして現在も2520人の行方が分かっていない東日本大震災。宮城県名取市では大切な人への思いを空へと届ける追悼の集いが開かれた。各地で、鎮魂と復興への思いが届けられる中、震災当時、震度6弱の揺れとその後の津波で壊滅的被害を受けた岩手県大船渡市の町並みは14年が経った今再び大きな打撃を受けた。市内の210棟が被害に遭った山火事は今日もまだ鎮火には至っていない。がれきと化した家屋を見つめる男性は、14年前の震災では職場の水産加工会社が全壊し今回の山火事では我が家が全焼したと話す。震災時家を流され、今回作業小屋を焼かれた別の住人は、震災の時もショックが大きかったけど、今回もそれに匹敵するショックがあると話した。そんな、ふるさとの現状に思いを寄せたのはロサンゼルスドジャース・佐々木朗希投手。