大谷翔平にとって、メジャー7年目で初めてのポストシーズンが開幕した。地区シリーズの相手は、パドレス。ドジャースの先発は、山本由伸。1回、パドレスの4番に2ランホームランを浴びるなど、3失点で厳しい立ち上がりとなる。その裏、大谷は第1打席、高めのストレートを打ち上げ、レフトフライに倒れた。2回、第2打席は、ポストシーズン第1号となる3ランホームランを放ち、同点とした。山本は、パドレスに勝ち越され、3回5失点で降板した。大谷は、4回の第3打席、センター前ヒットを放ち、満塁とした。続くベッツの打席で、パドレスがワイルドピッチ。点差を1に縮めた。4番のヘルナンデスの打球をセンターは取れず、大谷とベッツが還り、逆転した。9回、ピンチの場面も、ドジャースが三振に打ち取った。先に3勝したほうがリーグ優勝決定シリーズに進む地区シリーズ第1戦は、ドジャースが勝利した。大谷は、2安打1本塁打で、チームを引っ張る活躍を見せた。大谷は試合後、終始ただただ楽しいゲームだった、自分が思っていたよりもギリギリのホームランで、難しいボールだったが、それを打てたのは自分にとって自信になるなどと話した。あすの第2戦は、ダルビッシュ有が先発する。