高校生ながら北海道で珍しい野菜を育て、北海道大学の教授にも認められる知識と腕前を持つ高校生ファーマー・中仙道怜くん。地元・栗山町のために新たな特産品を作るべく、研究を続けている。自分の野菜でご当地バーガーを作ったり、芋の達人に長芋作りを教えてもらったお礼に得意の手料理で振る舞ってきた。今回は北海道を飛び出して武者修行の旅に密着。前回のオンエアから反響があったといい、東京や群馬からお客さんが来てくれたという。北海道では雪の影響で農業ができるのは12月いっぱい。雪が降る前に野菜を全て収穫しなければならず、ラストスパートの真っ最中。怜くんの野菜の特徴はそのカラフルさ。緑・ピンク・赤・紫色の大根を育てている。収穫したばかりの大根などを使って怜くんが料理を作った。8種類以上の野菜に北海道のタラを合わせた「カラフルたら鍋」。4色の大根おろしを入れて味変も可能。藤くるり(紫)はシャキシャキで歯ごたえが良い。紅くるり(赤)とビタミン大根(緑)はほんのり甘みがある。晩抽茜わらべ(ピンク)は辛味がほとんどない。
いよいよ北海道を飛び出して武者修行へ。やって来たのは茨城・かすみがうら市。憧れの達人・工藤誠治さんはレンコン農家。霞ヶ浦周辺はレンコンの生産量が日本一。1970年代、水捌けの悪さを理由に稲作からレンコン作りに変える農家が増加。今では霞ヶ浦を囲むように東京ドーム約200個分の湿地帯でレンコン作りが行われている。工藤さんのレンコンは「柳蓮田蓮根」というブランドで、とにかく甘い。和梨を彷彿とさせるほど甘いという。工藤さんの柳蓮田蓮根は「あじよし」という品種で、味に特化しているのが特徴。その分、栽培が繊細で難しく、多くの農家が断念した幻の品種。レンコンは泥に生息する蓮の茎の部分で、穴は空気の通り道の役割を担っている。品種によって生命力に違いがあり、細い畦をつくっても地中に根を張って隣の田んぼを侵食するものもある。一方、あじよしは極端に生命力が弱いため、徹底した管理が必要。工藤さんのレンコンは1本5000円で取引される超高級品。さらに数千本に1つ、1本5万円の値がつくことも。銀座の三つ星料亭や北新地の天ぷら屋さんに卸しているという。そんなレンコンを茹でと揚げの両方で試食。フルーティーで香りが強いという。
最高級レンコンの収穫をお手伝い。畑は場所によって膝上の高さまで泥が。収穫に使う秘密兵器がジェットポンプ。左手でレンコンを探し、見つけたらレンコンには水を当てず触らない。ジェットポンプの強力な水圧はレンコンの周辺に当てるのが鉄則。怜くんはすぐにコツをつかみ、続々とレンコンを掘り当てる。真子も掘り続けること20分、この日一番の大物を掘り当てた。怜くんは1時間で約20kgのレンコンを掘り当てた。獲ったレンコンを使い、工藤さんに感謝の手料理を振る舞う。まずはレンコンをすりおろす。卵・グラニュー糖・牛乳を混ぜ合わせ、生地にレンコンを投入。ここで取り出したのが石臼で挽いたコーングリッツ。とうもろこしを粉状にしたものでパン粉の代用もできる。メキシコ名物のトルティーヤの素でもある。さらにイチゴを切って電子レンジへ。
いよいよ北海道を飛び出して武者修行へ。やって来たのは茨城・かすみがうら市。憧れの達人・工藤誠治さんはレンコン農家。霞ヶ浦周辺はレンコンの生産量が日本一。1970年代、水捌けの悪さを理由に稲作からレンコン作りに変える農家が増加。今では霞ヶ浦を囲むように東京ドーム約200個分の湿地帯でレンコン作りが行われている。工藤さんのレンコンは「柳蓮田蓮根」というブランドで、とにかく甘い。和梨を彷彿とさせるほど甘いという。工藤さんの柳蓮田蓮根は「あじよし」という品種で、味に特化しているのが特徴。その分、栽培が繊細で難しく、多くの農家が断念した幻の品種。レンコンは泥に生息する蓮の茎の部分で、穴は空気の通り道の役割を担っている。品種によって生命力に違いがあり、細い畦をつくっても地中に根を張って隣の田んぼを侵食するものもある。一方、あじよしは極端に生命力が弱いため、徹底した管理が必要。工藤さんのレンコンは1本5000円で取引される超高級品。さらに数千本に1つ、1本5万円の値がつくことも。銀座の三つ星料亭や北新地の天ぷら屋さんに卸しているという。そんなレンコンを茹でと揚げの両方で試食。フルーティーで香りが強いという。
最高級レンコンの収穫をお手伝い。畑は場所によって膝上の高さまで泥が。収穫に使う秘密兵器がジェットポンプ。左手でレンコンを探し、見つけたらレンコンには水を当てず触らない。ジェットポンプの強力な水圧はレンコンの周辺に当てるのが鉄則。怜くんはすぐにコツをつかみ、続々とレンコンを掘り当てる。真子も掘り続けること20分、この日一番の大物を掘り当てた。怜くんは1時間で約20kgのレンコンを掘り当てた。獲ったレンコンを使い、工藤さんに感謝の手料理を振る舞う。まずはレンコンをすりおろす。卵・グラニュー糖・牛乳を混ぜ合わせ、生地にレンコンを投入。ここで取り出したのが石臼で挽いたコーングリッツ。とうもろこしを粉状にしたものでパン粉の代用もできる。メキシコ名物のトルティーヤの素でもある。さらにイチゴを切って電子レンジへ。