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「大鏡裏書」 のテレビ露出情報

一見すれば盤石な政治基盤を整えていたように見える藤原良房だが、唯一の不安要素が自身の弟である政権ナンバー3の藤原良相だった。藤原良相は高齢の良房に代わり政治の実務を担っており、それを利用して自身の権力を拡大。さらに、後継ぎも天皇に嫁がせる娘もいない良房に対して良相は後継ぎに恵まれ、天皇に嫁がせていた娘も寵愛を受けるなど政治的に極めて恵まれた地位にあった。その権勢は兄の良房をも凌ぐほどだったという。「大鏡裏書」には良相が良房に無断で源信を容疑者として捕らえようとする動きが描かれており、良相が良房から権力を簒奪しようと考えていたことが伺える。

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