NHKの連続テレビ小説「風、薫る」の放送が始まった。主人公の看護師の先駆者、大関和。江戸時代末期に今の栃木県大田原市に生まれ明治に入り日本で初めて専門的な知識を学んだ看護師の1人となる。東京青山、大関和の墓がある。加藤光寶さんは大関と同じように東京大学の付属病院で看護婦長を務めるなど第一線で活躍。看護教育にも貢献してきた。大関のことを知るきっかけは、彼女が記した本。自分より80年近く前に生まれた大関の持っていた看護の視野の広さに衝撃を受けた。大関の実践が現代の看護に通じていると感じることがあった。それは感染症への対応。明治の時代にはチフスなどの感染症が流行。対策を模索し多くの命を救った。かつての教え子、日本看護協会の秋山智弥会長。ドラマをきっかけに大関を多くの人に知ってもらい、看護に興味を持ってほしい。コロナ禍を経て看護の仕事の重要性が改めて意識されている今、2人は願っている。
