森まどかさんは、「届けたい方に届く可能性の扉が開いた」「社会の中でどのような位置づけとなるのか見ていきたい」などとはなした。iPS細胞で世界初の移植手術を受けた女性は、心筋シートの存在を万博で知ったという。また、「1週間くらいたってから深呼吸がすごく深くできるようになった」などと話し、「病気になる前の生活に戻したい」などと話した。大阪けいさつ病院の澤総長は「実用化としての一歩」「既存の治療では治らない方に一刻も早く、次の一手として新しい治療として普及して、一人でも多くの人を助けたい」と語った。昨年8月に番組の取材では、来年の春頃に世界初の治療法として承認を目指すと話していたが、それが現実となった。心筋シート移植技術について、青山さんは「重い心不全に苦しむ患者さんに新たな希望の光を届けたい」と話し、森さんは「iPS細胞が開発から社会実装に移る大きな転換期」と話した。iPS細胞は2006年にマウスの皮膚細胞から作製されて発表された。2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。この細胞は、皮膚や骨、神経や筋肉にもなるとして新薬の開発や再生医療に期待が持てるという。日本での死因2位である心臓病の中でも最も多いのが心不全だと言われている。心不全は5年生存率約50%と話した。心不全は心臓病のポンプ機能が悪くなり必要な血液を送り出せなくなった状態だという。心筋シートそのものが心臓を動かすのではなく、シートから分泌された物質が収縮力が弱くなった心筋に新たな血管の形成を促すことで、心筋の状態を改善するものだという。他人の細胞から作られたシートを使うため、移植翌日から90日間免疫抑制剤の服用が必要。
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