世界初の認知症治療薬「レカネマブ」投与から1年が経ち、認知症の進行を調べる検査を受けた大阪市の女性。大阪公立大学医学部附属病院・武田景敏医師は「少し悪かったようですが、全体としては概ね変化はないかなと思います」などと説明した。「レカネマブ」の投与期間は原則1年半。女性は視覚の認識に問題はあったが、副作用もなく、今月末までの継続投与が決定した。「レカネマブ」は治す薬ではなく、進行を遅らせる薬で意味がないという人もいる。しかし、僅かな期間でもその人らしく生活したいと願う患者や家族には希望。
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