深刻化する外科医不足。大阪大学医学部附属病院で働く小児外科・八木悠医師は医師7年目の若手。朝8時に患者の状態について宿直担当から情報を共有する。担当する子どもは7人。本来の始業は8時半だが、この日は患者数が多いため7時くらいから勤務。カルテ作成などが続き午後1時に回診、そのままカンファレンスに参加。途中で抜け出しMRI検査の準備をする。基本の就業時間は午後5時15分までだが、この日は午後9時ごろまで対応に追われた。国はおととし、医師の働き方改革を実施。時間外・休日労働の上限を年960時間、地域医療の確保に欠かせない場合などは1860時間とするルールを設けられた。八木医師は「自分の時間を削って勉強している」などと話す。自己研鑽の時間は勤務時間外に回さざるを得ず、外部の勉強会に自費で参加することもあるという。上司も働き方改革下の指導に悩みを抱えている。医師らは若手外科医を支援するAIによる教育システムの開発に取り組み、クラウドファンディングを実施している。峯村は「制度を変えないとと解決しない」、大門は「母数を増やす努力をしないといけない」、奥田は「憧れるようなドラマを作ってほしい。お医者さんの」などとコメントした。
