大阪市立開平小学校ではグラウンドが狭すぎるという問題を抱えている。そのためサッカーをする男の子の頭上をフリスビーが通過。グラウンドの広さは文部科学省が定める基準の4分の1以下。狭すぎるため休み時間のグラウンド使用は学年ごとのローテーション。さらに交通量の多い道を児童70人が大移動。向かった先は約1キロ離れた運動場。外で体育をする時は毎回ここまで来ている。開平小学校・岩本校長は「児童数が増えていて、校地敷地内にこの校舎を建てたということでより狭くなった」と話す。2014年の児童数は124人、2024年は427人と300人以上増加したためグラウンドの一部に新校舎を建設した。しかし大阪市の推計では2030年にはさらに300人増加の見込みで700人以上になる見込みだという。原因としてはドーナツ化現象で児童数が減少し愛日小学校と集英小学校があったが、1990年に愛日小学校が廃止されもう1校が開平小学校として残った。しかしタワーマンション建造で2017年頃から人口の都心回帰が発生し今度は児童数が増加。大阪市は廃校になった土地を売却すでに大型商業施設が建っている。解決策として大阪市教育委員会は元南高校のグラウンドに新たな小学校をつくり、児童の分散をはかる計画を検討しているが順調に進んでも開校は7年後の2031年になる。
住所: 大阪府大阪市中央区今橋1-5-7
URL: http://www.ocec.ne.jp/es/kaihei-es/
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