授業料の無償化で私立への出願割合が増加する一方、減少しているのが公立高校。6年連続で定員割れになっているのが大阪・大東市の野崎高校。昨年度は240人の募集に対して半数程度にとどまっている。野崎高校・田中眞校長は「私学はきれいな校舎だったり、パンフレット1つをとってもお金がすごくかかているのだろう。ポスターもすごい立派。公立高校はそこまでの予算がない」と語った。この学校が力を入れているのが居場所作り。過去に不登校だった生徒も少なくないということで週1回、専門家や卒業生が悩みを聞く取り組みを行っている。スクールソーシャルワーカーらも大阪府から重点的に配置。公立高校の役割について田中校長は「定員割れはいいことではないが“野崎高校だったら面倒を見てくれる”とかそういう学校がやはり必要。セーフティーネットの役割を担っているのかな」と語った。
住所: 大阪府大東市寺川1-2-1
URL: http://www.osaka-c.ed.jp/nozaki/
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