囲碁界の規格外の少年、プロ棋士・藤田怜央さんを紹介。世界最年少9歳4か月でプロの囲碁の棋士になった。規格外ぶりを世に示したのは2年前。プロの公式戦で挑んだのは66歳年上の相手。この道60年のベテラン相手に見事勝利。囲碁界におけるプロ棋士の最年少勝利記録を塗り替えた。大きな武器である抜群の記憶力は幼いころから桁違いだった。集中力を武器に僅か10か月でアマチュア初段となる。小学2年でプロの棋士に弟子入り。1年後、プロの登用試験に合格。飛躍的な成長の陰には父・陽彦さんの支えがある。病院で場面かん黙の診断を受け、家族など親しい相手とは普通に話せるが、緊張すると言葉が出なくなるという。現在、小学5年生だが、学校になじめず、通える日は僅か。陽彦さんはこのまま好きなことでご飯を食べていけたら最高なこと。自信がつくと喋れることもあるから、そういうのは期待していると話した。