台風2号が北上し、梅雨前線が停滞して局地的な大雨となっている。また今夜からあすにかけて雨雲が発達しやすく、関東など激しい雨になるおそれがある。岐阜・高山市では24時間雨量で観測史上最も多い200ミリを超える雨を観測した。長崎市では大雨で被害も起きており住宅脇の石垣が崩れ、家の窓ガラスが割れるなどの被害があった。住宅には70代の男性がいたがケガはなかった。けさ早く広島市の国道で穴が空いているのが見つかり、穴は4か所で大きい物では幅1メートルだという。そしてあす以降関東などに大雨をもたらすおそれがあるのが台風2号であす未明までに熱帯低気圧に変わり、あすの夜からあさっての朝にかけて関東へと近づく見込みとなる。今週は大雨に警戒が必要な極端すぎる今年の梅雨だが振り回されているのが都内の野菜農園である。暑さの影響で大根は割れており”病気がまん延 被害拡大のおそれ”があるという。さらに夏野菜のナスも水分が足りないと実が固くツヤもなくなるため適度な雨が大事だが、畑の”水はけ”が悪くなるとナスの被害も拡大するおそれがあるとのこと。気象庁が発表した3か月予報では全国的に高温となる予想で近年は大雨の発生頻度が増加しているとして注意をよびかけている。