トイレ清掃会社社長大井朋幸さんは、日本一観光用公衆トイレがきれいなまちを掲げる東京都奥多摩町で8年前から約20か所のトイレを清掃している。手作業で地道にきれいにするのが大井さん流。高校卒業後、料理人などをしてきた大井さんは体調を崩したことをきっかけに地元奥多摩町に帰ってきた。そんな時に見つけた仕事がトイレ清掃だったが潔癖症だったことなどから痩せてしまうほどだったが、当時小学2年生だった娘がなんでパパトイレ清掃してるの、汚いって言われていると話したという。それを聞いて大井さんは日本一かっこいいトイレ清掃員になってイメージを真逆に覆してやろうと思ったと語った。ユニフォームやポスター、イメージソングも作って仕事に打ち込むようになった。またトイレだけでなく清掃するために回る道中でゴミも拾っている。大井さんの活動を応援してくれる人も増えている。掃除の雑巾に使って欲しいとバスタオルの寄付があった。