吉本ばななはキッチンで海燕新人文学賞を受賞し、作品は30か国以上で翻訳されている。もしもし下北沢は父親を亡くした主人公女性がつらい気持ちと折り合いをつけるため、実家を離れ下北沢に移り住む。母親も下北沢に移り住むが亡き父の存在が2人の生活に暗い影を落とす。そんな日親子はとあるビストロを訪れる。親子に神のサラダが希望を与えた。
竹中直人がオー・ペシェ・グルマンを訪れた。20年通っているという。店主の吉澤さんはサラダの神。注文前に白ワインが注がれた。リヨン風サラダにはポーチドエッグ・ベーコンが入っている。リヨン風サラダとニース風サラダが2大看板サラダ。1皿に22種類の野菜を使用し、葉野菜だけで8種類。
ドレッシングはエシャロット・シーズニングソース・赤ワインビネガー・シェリー酒ビネガー・黒コショウ・塩をミキサーで混ぜる。オリーブオイル・ヘーゼルナッツオイルを加える。後からオイルを混ぜるとまろやかな味わいになる。ベーコン・じゃがいも・自家製クルトンをトッピング。ポーチドエッグは対流を作ることで白身が広がらず、お酢にはタンパク質を固める作用がある。吉澤さんはレ・リヤンを営んでいたが建物取り壊しのため2008年末に閉店。フランスに研修に行き、2010年に幡ヶ谷にオー・ペシェ・グルマンをオープンさせた。
竹中がサラダ以外に毎回頼むメニューは仔羊と野菜のスパイストマト煮込み＆クスクス。吉本ばななから手紙が贈られた。