北海道羊蹄山の麓に立つ北海道真狩高等学校。全国でも珍しい野菜製菓コースがあり、これまでに様々なスイーツコンテストで入賞。有機農業コースでは、農業の甲子園と呼ばれる大会で3部門入賞するなど全国から注目される公立農業高校。有機農業コースの生徒たちが取り組んでいるのは、化学肥料を使わない画期的な農業。畑一面にクローバーを植えている。主作物とは別に植えることをカバークロップと言う。真狩高校ではクローバーを植え作物を育てる。畑を耕すと地中のCO2が排出されるが、カバークロップを使い耕さないので排出されない。しかもクローバーがCO2を吸収して削減にもなる。クローバーの根に住み着く菌が空気中の窒素を作物の栄養分に変えてくれる。クローバーを一面に植えることが肥料にもなる。生徒たちがこの農法を始めたのは3年前。初年度は10品目を植え小豆とキャベツの栽培に成功。農薬や機械を使わなかった結果、増益の計算になったという。持続可能な農業生産の実践が評価され、奨励賞を受賞。
