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「婚礼の合唱」 のテレビ露出情報

チーム岡田の雑学「結婚式でよく聴く曲は海外では縁起が悪いので使われない」。リヒャルト・ワーグナーが作曲した「婚礼の合唱」は、ローエングリンというワーグナーの作品で、通称ロマンティックオペラという。とても美しいオペラだが、同時に悲劇でもある。王女エルザと騎士の恋物語。舞台は中世ベルギー。覚えのない罪をつきつけられ、伯爵から決闘を挑まれたエルザの前に騎士が現れる。騎士は戦う代わりに「自らの名と素性を絶対に尋ねないでほしい」と約束。約束をエルザは受諾し騎士は決闘に勝利。2人は惹かれ合うようになり結婚。しかし新婚初夜、エルザは騎士を愛すあまり約束を破ってしまう。すると騎士はエルザに絶望し姿を消した。そして悲しみに暮れたエルザも自ら命を絶った。つまり不幸な結婚の始まりでもあるので、不吉なものだからあまり使われないという。日本に伝わったのは明治時代で、当時はフルでオペラを上演することはなく婚礼の合唱のみ演奏されていた。それを見た人が結婚式の曲にふさわしいと考え使われるようになったと言われている。

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