小中学校・高校の教育内容や目標を定めた学習指導要領はおおむね10年ごとに改訂され、文部科学省中央教育審議会の特別部会は審議まとめを示した。4年後に実施される小学校の新たな学習指導要領は小学3年生以上を対象に現在の「総合的な学習の時間」に「情報の領域」を追加、基礎的なデータ整理や生成AIの特性、メディアリテラシーなどを学ぶほかプログラム設計しロボットを動かすなど情報技術にも取り組む。中学校では「情報・技術科」を新設、AI活用したアプリ制作方法などを学びながら誤った情報のリスクも学ぶという。具体的な学習例では中学3年生では植物を育てるプランターにセンサーを取り付け土が乾くと知らせるシステムを作成することが示された。小中学校の教育に生成AIの活用が盛り込まれるのは初、小学校で年間最大30~35コマ程度、中学校では今より2倍の35~70コマ程度が割り当てられる。新たな学習指導要領は2030年度以降に実施予定だが情報教育は再来年度以降段階的に先行して実施される方針。
