栃木県の宇都宮市は7年連続地価が上昇しており、上昇率トップはゆいの杜4丁目の7.5％。国土交通省は要因として利便性工場で子育て世代を中心に人気が高まり地価上昇が継続したとしている。宇都宮市の発展の理由は1983年から国などが進めてきた「テクノポリス構想」にある。具体的な例には宇都宮市頭部テクノポリスセンター地区で2008年都市再生機構が住宅分譲を開始し、以来人口が年々増加し当初人口が1200人だったが2019年には7000人を突破した。人口の増加とともに児童数も増加し2021年にはゆいの杜小学校が新設された。去年8月には宇都宮駅からゆいの杜を通る路面電車ライトラインが開業。国内では75年ぶりとなる路面電車の新規開業でバリアフリーや100％再生可能エネルギー運用となっている。開業に伴い自動車通勤で起きていた渋滞緩和にも繋がっている。現在人口約51万人の宇都宮市はスーパースマートシティを目標に掲げており2030年頃の実現を目標としてまちづくりを続けてきた。