7年前、栃木県那須町で高校生などが登山の訓練中に雪崩に巻き込まれ8人が死亡した事故の遺族が高校などの新任教員に向けて講話を行った。2017年3月、那須町の茶臼岳で高校の山岳部が登山の訓練中に雪崩に巻き込まれ生徒7人と教員1人が死亡した。きょうの研修会にはこの春、県内の高校などに赴任した教員およそ100人が出席。今回、当時高校1年生の息子を亡くした母親が講話を行った。母親は当時、教員が現地の情報を十分に収集せず活動を始めたとして事故なんて起きないと思い込んで判断力を鈍らせないためにどうすべきかよく考えてほしいと訴えた。