広島県警が制作した、詐欺対策を呼びかける動画がSNSで話題となっている。子どもの歌声が印象的な動画は、「SNS型のロマンス詐欺、投資詐欺」の被害防止用だが、独特な空気感が話題を呼び、現在SNS、X、YouTubeで1100万回以上閲覧され、10万いいね!がついている。動画の発案から撮影、編集まで、広島県の安佐南警察署・鑑原和葉巡査部長が1人で行った。被害防止を訴える動画は、子どもの声の方が耳に残りやすいと同じ地区の保育園の園児が歌い、感謝状が贈られた。動画を制作した署の管内では、今年に入ってから8月末の段階で、SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺が10件発生。被害額はおよそ1億2000万円にのぼっている。それを受け、鑑原巡査部長は今年8月に防犯動画を作りたいと提案。楽曲を選び、歌詞は2日で書き上げたという。
住所: 広島県広島市安佐南区西原9-3-20